自衛隊の食事の予算は部隊によって異なる
自衛隊の食事の予算ですが、部隊によって違います。
全自衛隊のなかで、予算が最も多いのは潜水艦です。
潜水艦の食事に予算が多く充てられているのは、潜水艦の乗員は作戦期間中、狭い空間にずっと閉じ込められていてストレスが溜まるから、といわれています。
美味しい食事を食べてストレスを発散しよう、ということのようです。
潜水艦の食事の1日の予算はお幾ら?
肝心の予算ですが……実はそれほど高くはありません。
最も予算が充てられているのは間違いではありませんが、ほかと大きな差はありません。
海上自衛隊における基本食定額
陸上部隊 870円
艦艇乗込員 1025円
潜水艦乗組員 1073円
※価格は1日ひとりあたり。
※平成26年4月1日の情報
ちなみに1日あたりの熱量は、一般隊員で3300キロカロリーです。
潜水艦の食堂(いそしお)
潜水艦いそしおの食堂には、6名がけのテーブルがふたつ、4名がけのテーブルがひとつあり、1度に16名の隊員の食事ができます。
椅子の下には、玉葱やジャガイモが貯蔵されていて、デッドスペースが有効活用されています。
潜水艦の食堂には、湯沸かしポットや、電子レンジ、小さいながらも冷蔵庫も備えてあります。
また、液晶テレビにDVDプレーヤーもあって、娯楽室的な使い方もされるようです。
潜水艦のお昼ご飯
潜水艦のランチの内容は次の通り。
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・ごはん
・若布スープ
・鶏肉の揚げ漬け
・レタス
・南瓜と挽肉の豆板醤炒め
・明太子ビーフン
・オクラ納豆
・しば漬け
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潜水艦のご飯の味は……?
鶏肉の揚げ漬けは大変美味でした。
味は甘辛いです。
単なる鶏のから揚げではなく、焼き鳥のタレ、もしくは照り焼きのタレをくぐらせたものです。
甘さは、白砂糖に中双糖などの別の甘味料を混ぜた味わいでした。
鶏肉の揚げ漬けはごはんのおかずとしては、これ以上ないというほどに合うと思います。